AYTURKのオヤ作り日記

トルコのカッパドキアでオヤのデザインを手掛けています。その日々の奮闘と完成までの道のりを、恥ずかしながらご紹介。※2020年7月よりnoteに引っ越しました。https://note.com/ayturk

憧れのヴァンクリーフ & アーペル/ラリエット「クローチェ・パール」

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だれもが知る有名ブランド「ヴァンクリーフ&アーペル

私にとっても憧れです!

いつかは買いたい・・・でも、手がでません。残念ながら。
シンプルなデザインで、品がある。素敵ですよね。

そのヴァンクリに捧げるモデルが、こちら・・・ラリエット「クローチェ・パール」
ヴァンクリのイメージをオヤで作ってみました。

織子さんを苦労させたのが、四葉のモチーフを縦に並べた部分。
当初は「無理」を連発されました。
なぜ、難しいのか?

オヤのラリエットは、糸を切らずにモチーフも紐部分もつなげて作ります。
そのため、四葉の葉の部分を引っ張る状態で紐をつなげることになります。
そうすると・・・モチーフが崩れる・・・

何度も試作を重ね、引っ張らずに、モチーフを縦につなげることができました。
それがラリエット「クローチェ」
イタリア語で十字架の意味です。モチーフの形から付けた名前。
軽くて、シンプルなデザインにご好評をいただいています。

そして、さらに高級感を出したくて、パールビーズを加えたモデルが、
「クローチェ・パール」
カラーは、シックなグレー、ベージュとブラックのみ。
高級感を保ちたいので、別色はだしていません。

我が憧れのヴァンクリ・・・
いつか、AYTURKもヴァンクリのように大きくしたいです!

ラリエット「クローチェ・パール」

トゥーオヤ - AYTURK/アイトゥルク