AYTURKのオヤ作り日記

トルコのカッパドキアでオヤのデザインを手掛けています。その日々の奮闘と完成までの道のりを、恥ずかしながらご紹介。※2020年7月よりnoteに引っ越しました。https://note.com/ayturk

秘密兵器

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AYTURKでは、オヤ以外のトルコの手作りアイテムを、企画&ご紹介しています。
なかでも、カッパドキアならではの、
ヒッタイト柄の焼き物、ご好評いただいています。

カッパドキア産やきもの - AYTURK/アイトゥルク

 

先日、特大のワインデキャンタの特別注文をいただきました。
本当に特大!
博物館でしか見たことのないような、高さ55㎝!!
重さは、2㎏超え!

アバノスで作る焼き物は、赤土の素焼き・・・とってもデリケートですから、
しっかり梱包しなくてはなりません。

でもね・・・小さな町アバノスの郵便局には、「秘密兵器」があります!

じゃーん!これ。

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液体を吹きかけると・・・ものの数秒で、
発泡スチロールのような・・・綿のようなクッション性の素材に早変わり。
しっかり焼き物を包んでくれます。

AYTURKでは、この機械を使わせていただいて梱包をしていますから、
デリケートな陶器でも、壊れたことはありません。

なんでまた、こんな田舎待ちの郵便局にだけ、この機械があるかというと、
アバノスは焼き物の町、焼きものの発送が多いから、導入したのだそう。

大きな町の郵便局でも、この機械を導入しているところは、そうはないでしょう!
カッパドキアを田舎!と見くびっていた自分が恥ずかしい。

開封には、ちょっと手間がかかってしまいますが、
それでも、はるばるトルコから届くお荷物が、
安全に無事に届くことが大切ですからね。
壊れ物のご注文もご安心くださいね。