AYTURKのオヤ作り日記

トルコのカッパドキアでオヤのデザインを手掛けています。その日々の奮闘と完成までの道のりを、恥ずかしながらご紹介。※2020年7月よりnoteに引っ越しました。https://note.com/ayturk

優美な色

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ブルサはカッパドキアから遥か遠く、イスタンブールに近い街。
生地の産地として知られるところです。

そのブルサで作られるコットン生地の仕入れ。
郊外で栽培されるオーガニックコットンを使った生地は、
これからの季節、汗ばむような気温でも、ここちよく使えます。

AYTURKのストールは、オヤが引き立つように、
シングルカラーのベース生地を使います。
生地自体にデザインがないものを選んでいます。

コーディネートしやすいカラーを選ぶことが多いのですが、
なんとも言えない優美な色を見つけました!

夕暮れ時の空の色と、夜空の色。

一目ぼれでした・・・。


縦糸と横糸に別色を使った生地ですから、
見る角度で印象が変わります。
さらに、ほんのりと上品な光沢もある!
和布のような雰囲気も、一目で気に入ったポイントです。
こういう素敵な生地に出会えると、本当にうれしくなります。

生地の色を生かすよう選んだモチーフは・・・星。

夕暮れの空に輝く一番星と、
真夜中に明るく照らす星。

イメージ通りに仕上がりました。
シンプルなカジュアルコーデにも、
フォーマルな場でも、
さらに、このストールは、きっと和装に合わせても素敵です♪

早速撮影して、ご紹介しますね。



ボンジュックオヤ/ピアス「ベリー」

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ピアス「ベリー」スモーキー・パープル

ボンジュックオヤ - AYTURK/アイトゥルク

 

トルコ語でビーズのことを「ボンジュック」と呼びます。
ビーズをたくさん使ったオヤは、ボンジュックオヤと呼ばれます。

AYTURKでも、さまざまなビーズのアイテムをご紹介していますが、
このピアス「ベリー」はお客様の声から生まれました。

ラリエット「ベリー」をお買い上げいただいたお客様から、
同じ色でピアスが欲しいとのご希望をいただき、作ったもの。
作ってみたら、とってもカワイイ!
シリーズ化して出すことに、即決定しました!

それが、2年前の話。

カラーバリエもかなりできました。
ボンジュックオヤはビーズをふんだんに使いますから、
ビーズのカラーの印象が強くなります。

同系色でまとめるのも、素敵だし、
また普段は使っていないカラーのビーズと組み合わせても、
絶妙な色合いにまとまったり、
カラー選びが楽しいのも、このアイテム、ならでは。

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ラリエット「ベリー」ミスト・ホワイト

ボンジュックオヤ - AYTURK/アイトゥルク


ホワイトだけでは、シンプルすぎるけれど、
グレーと組み合わせると、なんだか大人~な雰囲気。

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ラリエット「ベリー」ベリーピンク

ボンジュックオヤ - AYTURK/アイトゥルク


赤のマーブルビーズとベージュの組み合わせなら、
木の実らしいカワイサ満点です。

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ラリエット「ベリー」ペールピーチ

ボンジュックオヤ - AYTURK/アイトゥルク

クリアーピーチのビーズに、少しくすんだグリーンは、
ナチュラルで、主張しすぎないのがすてきです。

春夏には、
キラキラビーズたっぷりのボンジュックオヤを、
コーデのポイントにしてみては?








 

春の新作/ラリエット「さくら」

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トゥーオヤ - AYTURK/アイトゥルク

春はやっぱり桜♪

桜のふんわりストールも、大好評をいただきました。
でも、ベース生地の在庫がなくなり、SOLD OUT。
たくさんの皆さんに、気に入っていただいて、本当にうれしいです。

ストールに続き、
桜モチーフの作品、登場しています!

本当は、1か月早くご紹介する計画でしたが、
やっとご紹介できたのが、ラリエット「さくら」

担当の織子さんが病気でダウン・・・・
別の織子さんにお願いしたら、モチーフ間違いで失敗・・・
またも、別の織子さんにお願いしたら、
お子さんの学校が始まり、仕事がはかどらず・・・・

その後も、改良を重ねてようやく完成。
遅れに遅れましたが、時間をかけた分、満足のできあがりです。

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トゥーオヤ ラリエット「さくら」

 

花のモチーフを引き立てるように、
ビーズのモチーフは、飾らずに、紐の部分に少しだけ。
花の間隔も普段よりも狭めて、花を際立たせるデザインにしました。

カラーは4色。

グレーイッシュな淡いパープルを中心とした「ミスティ・ラベンダー
ピンクの濃淡の組み合わせ「フレンチ・ローズ
シックにブラック&ホワイトのみの「モノトーン
そして「アクアブルー


桜のモチーフですけど、
カラーを変えると、
季節に関係なく、素敵なポイントになりそうです。

シンプルなバックに飾ったら、きっとカワイイ!
ガーリーなアクセントになってくれそう。

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トゥーオヤ ラリエット「さくら」



一番のお気に入りは、ラベンダー色。
今年の私は、なぜかラベンダー色に惹かれる・・・

ブラック&ホワイトは、
きっと冬のパシュミナストールに飾っても素敵なはず。
作りたいなぁ。





CHER/シルキーコットンストール

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コットン - AYTURK/アイトゥルク

 

映画を見ました。「バーレスク

2010年に上映された映画、ちょっと古いけど、
CHERが出ているので、気になって。

主人公の女の子の声量に感動!
でも、やっぱりCHERがかっこいい!

かなり良い年だけど、女を忘れずピンヒールで、
そして、ブラックが良く似合う!


年齢を重ねても、
自分のために、メイクして、コーデして、強い女・・・
それが私がイメージするCHER。

今回作った「シルキーコットン」のブラックストールは、
花のモチーフではなく、
クールにリングのモチーフを飾りました。
光沢のある生地を引き立てるように、
リングのモチーフには、ティアドロップ型のクリスタルビーズをプラスして。

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もう一色は、ライトグレー。
こちらは、シルバーのような輝きに、
上品なパールをプラスしました。

リングモチーフのストールは、

かっこいい女性のイメージ。
いきがるのではなく、しなやかに強い・・・

そんな女性に捧げます。


CHERに似合いそうだな~、ブラックストール。



間違い・・・/ピアス「ロンブス」

 

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OUTLET/アウトレット - AYTURK/アイトゥルク (Page 1)

 

それぞれの作品のカラー展開は、5色くらい。
人気のモデルはその後に、カラーを追加したり
最大でも10色くらいまでご紹介しています。
ご紹介以外のカラーのご希望は、カスタマイズで対応しています。

ピアス「ロンブス」は、
AYTURKの定番&人気のピアス、
過去には、カラーバリエもかなり豊富にご紹介していましたが、
人気カラーに絞りました。

なぜ、カラーを限定したのか??

クリスタルビーズの同じカラーが、なかなか手に入らないから・・・
カッパドキアならではの悩みです。

そして・・・再作成の際に、カラーを間違えやすくなるから。
これが多い!!

そこで、
もうクリスタルビーズの在庫がなく、再作成できないもの、
うっかり糸色を、間違えて作ってしまったものなど、
作りは良いのに、スタンダードとしてご紹介できないものなど、
OUTLETとしてご紹介します!

作りはしっかりしているのに、
眠らせてしまうのは、せっかくキレイにできているのにかわいそう。

それぞれ1-2点のみのご紹介です。











 

 

フォーマル/ブラック ストール

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ストール - AYTURK/アイトゥルク (Page 1)

春のストールが、続々と完成!
完成品があつまると、とっても華やか!花畑のようです♡
撮影をして、順にご紹介しているところです。
お楽しみに!

でもね、
しばらくの間、春のパステルカラーの作品を作り続けていただけに、
なんだかとっても「ブラック」が恋しい・・・

黒・・・春のカラーではないけれど、
フォーマルな場には欠かせない色。

その昔・・・
会社員だったことは、ダークカラーのスーツばかり、
ワードローブは、見事に真っ黒な時代がありました。
まぁ、言ってみれば戦闘服のようなものだったのかも。

カッパドキアでの、
のんびり生活で、私のワードローブは、
自由気ままにカラフルになりました・・・心のありよう、その物です。

さて、ブラックが恋しい今日この頃、
立て続けにブラックストール作りました。

ポイントは、「フォーマル感」

キリリとした印象に仕上がるように、
モチーフを選び、
クールな大人のイメージに仕上げました。

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どれも、これも
カラーのコンビネーションも、作りも、
満足な仕上がり。
織子さんの丁寧な作りと、上質な生地を使ったおかげです。

ブラック・・・
魅惑的な、大人のクールを演出してくれる色。
やっぱり、好きです。





秘密兵器

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AYTURKでは、オヤ以外のトルコの手作りアイテムを、企画&ご紹介しています。
なかでも、カッパドキアならではの、
ヒッタイト柄の焼き物、ご好評いただいています。

カッパドキア産やきもの - AYTURK/アイトゥルク

 

先日、特大のワインデキャンタの特別注文をいただきました。
本当に特大!
博物館でしか見たことのないような、高さ55㎝!!
重さは、2㎏超え!

アバノスで作る焼き物は、赤土の素焼き・・・とってもデリケートですから、
しっかり梱包しなくてはなりません。

でもね・・・小さな町アバノスの郵便局には、「秘密兵器」があります!

じゃーん!これ。

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液体を吹きかけると・・・ものの数秒で、
発泡スチロールのような・・・綿のようなクッション性の素材に早変わり。
しっかり焼き物を包んでくれます。

AYTURKでは、この機械を使わせていただいて梱包をしていますから、
デリケートな陶器でも、壊れたことはありません。

なんでまた、こんな田舎待ちの郵便局にだけ、この機械があるかというと、
アバノスは焼き物の町、焼きものの発送が多いから、導入したのだそう。

大きな町の郵便局でも、この機械を導入しているところは、そうはないでしょう!
カッパドキアを田舎!と見くびっていた自分が恥ずかしい。

開封には、ちょっと手間がかかってしまいますが、
それでも、はるばるトルコから届くお荷物が、
安全に無事に届くことが大切ですからね。
壊れ物のご注文もご安心くださいね。