薔薇のモチーフ/シフォンストール「ローズ」
写真:昔ながらのローズのモチーフ
カッパドキアは、トゥーオヤが盛んです。
トゥーオヤとは・・・鍵編みのこと。
普通のレース針よりも、もっともっと細い鍵棒で編みます。
トゥーオヤが盛んですから、
作れる方もたくさん、作るモチーフも様々あります。
ローズのモチーフも、
昔からあります。でも・・・フラットなモチーフ。
ローズを横から見たデザインのもの。
始めてみたとき、
正直に言えば・・・何の形かわからなかった!
「これは・・・何?」
説明してもらって分かった感じです。
だから、もっと一目で薔薇とわかるようなデザインが欲しいと思い
作ったのが・・・これ。
イメージは、「花開く瞬間の薔薇」
立体的に作ったことで、もっと薔薇に見えませんか?(見えるよね??)
サイズは小さめにしてます。
小薔薇にしたかったから。
AYTURKの作品の中で使っているのは、ストールやパシュミナ。
残念ながら、ラリエットにすると重さが出てしまうため、ちょっと不向き。
ピアスは?カワイイかも!作ろうかな。
春のストールでも、
薔薇のモチーフ付きで作っています。
遠目には、ボンボンにも見えてキュート。
最適なサイズは?/ビーズのブレスレット「ジュエル」
大きめビーズのブレスレット「ジュエル」
AYTURKでご紹介しているブレスレットは、基本16㎝で作っています。
これは、私自身が付けてちょうどよいサイズ。
ただし、デザインによっては、ちょっとゆったり目の長さで、
手首で動くデザインがカワイかったりします。
おおきめビーズで作る「ジュエル」のブレスレットは、
3本を組み合わせた分+手首で揺れるイメージで、ちょっと長めに作ります。
この時悩むのが、規定のサイズ。
揺れる・・・とは言っても20㎝を超える長さだと、
手首の細い方の場合、落ちてしまうんですよね。
オヤのブレスレットは、基本くるみボタンで留めますから、調節がきかない。
(メキッキオヤのブレスレットはチェーンのアジャスター付きもあります)
そこで・・・デザインによって、
基本サイズが16㎝のものと、19㎝のものを分けて作ることにしました。
でもやっぱりベストは、
お客様の希望のサイズで作るカスタマイズなんですねどね。
寒い冬は、のんびり在庫つくり
寒い冬は、カッパドキアの観光のオフシーズン。
皆お休み・・・
ではなく、夏の忙しい季節のために在庫つくりに励みます。
赤い河のほとりの町アバノスでも、
ヒッタイト柄のやきもの在庫つくりが始まっていました。
ヒッタイトは、今から4000年以上昔に、このトルコのアナトリア一帯で繁栄した帝国。
鉄器で有名ですが、焼き物など優れた文化を持っていたそうです。
AYTURKでご紹介している
アバノスで作る焼き物の中でも、ヒッタイトの図柄が描かれた作品は、
形も独特で、長い歴史を感じるエキゾチックなもの。
男性への贈り物として、よくご注文いただきます。
先日は、9年目の「陶器婚式」として
ヒッタイトの焼き物セットを、ご主人様からご注文いただきました。
以前ご旅行でカッパドキアに来られたそうです。
その時見つけたヒッタイト柄のデキャンタを、買わずに帰国されたのち、
AYTURKのサイトで見つけていただいて、ご注文下さったそう。
素敵なご夫婦のエピソードに感激しました。
自分への贈り物に、
大切な人への贈り物に。
AYTURKの手作りアイテムをご利用いただけるのが、なんだかとっても嬉しいです。
ヒッタイト柄やきもの
花のストール、完成!
春向けのストールが続々完成しています。
春にはやっぱり「花のモチーフ」
立体モチーフが華やかで人気のストールも、
在庫切れになっていたもの、ご注文の品など、一部完成しました。
まだまだこれからも届きます。
これだけ集まると、やっぱりゴージャスです!
これから検品して、生地やモチーフに不具合がないか確認します。
それから、ご紹介・・・もう少しお待ちくださいね。
「花のコットンストール」
ゴージャスBIJOU/ネックレス「ビジュー」作成中
ネックレス「ビジュー」が見事SOLD OUT。
ただいま、まったく在庫ありません。すみません。
作りが複雑ですから、作成には1点あたり早くても1-2週間。
しかも作れるのは、現在2人。
その二人ともに、どんなモチーフもデザインも作れるエキスパートですから、
他の作品つくりや、急ぎのご注文をお願いしており、なかなか新作だせません。
まだまだ、作り手さんが少ないのも、目下の悩みの一つです。
ともかく・・・
糸のカラーを選んで、モチーフ&デザインを決めました。
シルバー系、ベージュ系、ラベンダー系など。
いつご紹介できるのかしらん・・・
ここは、トルコ。
時間はゴムのように伸びる世界。
気長にまちましょう。
カラー選びは、最大のポイント
カラー・・・
オヤの作品つくりの最大のポイントです。
カッパドキアは、何度もいいますが田舎です。
田舎のおばさま方が選ぶ「美しい色」と、
都会の人の選ぶカラーは、まったく異なります。
ですから、デザインが決まった時点で、カラー選びに重点を置いてます。
「おまかせ~」なんてお願いしたことには、
とんでもないものが出来上がってきてしまう・・・
ブラックに蛍光イエローのラリエットやら・・・
赤とブルーを混ぜた「ビジュー」やら・・・
お花のモチーフは良いできなのに、葉っぱがビビットなグリーン・・・とか。
人気のニュアンスカラーなんて、
まったく受け入れてもらえません・・・残念ながら。
あぁ・・・溜息しかでないこともありました。
でもねようやく仲間も、私が好む・・・つまり、都会の皆さまに高評価をいただける
カラーの組み合わせ、わかってもらえたみたい♡
先日も、店長みずから仕入れてくれた春のストールの生地。
素敵!と思えるカラーばかり!
生地の質は、店長みずから選んだだけあって素晴らしいもの。
文句なし。
店長曰く、
「日本人が好きな色はわかった」とのこと。
へへ~・・・本当?!ちょっと疑いつつも、
感謝の抱擁をした私でした。
シルクのようになめらかなコットン生地/春のコットンストール
カッパドキアは、只今銀世界!
先日降った雪がまだまだ残っています。そして、来週また雪の予報・・・
冬の撮影は、数少ない晴れの日を狙って行います。
今日を逃したら、1週間も撮影ができないので、あわてて撮影開始。
撮影したのは・・・・春のストールを数点。
撮影していても、うれしくなるような出来栄えが、
「シルクコットンの大判ストール」
カッパドキアは、田舎です。何にもない・・・・
作品つくりに必要な材料も、なかなか気に入るものに出会えません。
たまに、出かける都会で入手します。
春のストールの作成にあたり、いつものことながら生地探しに苦労しましたが、
偶然、はるばるブルサからやってきた生地問屋さんにめぐり逢い、
上質のコットン生地を入手できました。
このコットン、綿100%でありながら、なめらか~。
光沢も手触りもシルクのよう!
サイズも、180x70㎝の大判サイズ!
見てすぐに仕入れました。
デザインは・・・
シルクのような光沢に映えるモチーフ&カラーにしようと思い、
上品でフェミニンな「風車」と、花モチーフのミックスを選びました。
感動するほど満足のできあがりです。
春のシルキーコットンストール